副業の作業は思っていたよりも惨め

ドラマや映画の字幕をつける仕事

30代 男性 会社員・プログラマー

私が会社勤めだった際、副業をしていまして、その際副業としてドラマや映画の字幕をつける仕事を副業としてしていたことがあります。仕事内容はB旧映画の翻訳とか知られていないドラマの翻訳などで送られてきた映像に淡々とキーボードで文字を撃ちまして字幕を入れるという仕事で英語ができれば誰でもできる仕事です。

私の想定では月収は約10万くらいプラスされると当初は見込んでいましたが実際には、約2万ちょっと位で思っていたよりもしょっぱかったです。それを約2年くらい続け当時私が30になる前までやっていました。

専門用語が出るたびに辞書で調べる

何が辛いかと言いますと、映画自体が面白くない上、ドキュメンタリーとかですとアドリブで適当に訳すことが出来ず延々とつまんない話を聞きながら翻訳をします。例えば糞転がしの生態などどう見ても興味を持たないような内容でも延々と翻訳をし、専門用語が出るたびに辞書で調べるわけですが時に辞書に載っていない言葉が出まして、そうした場合どうするかと言いますと、ネットの提示版に相談したり日本人が分りやすい言葉に無理やり置き換えて強引に話をつけます。

辞書に載っていない言葉をどう翻訳すれば言いかということに頭をひねり翻訳が1ヶ月に1本しか出来ない日には報酬は1万円以下ですから挫折をして辞めました。というのも時間ばかり掛かる上に知られていない作品の場合、はっきり言ってしまえばどう翻訳すればいいという支持すらなく、こちらの翻訳センスのみで翻訳をしますので向こうもこちらの翻訳センスをどうでもよいと捉えているのか、適当な翻訳でも仕事が通ることもあり、やる気をなくしてしまったというのもあります。

私の翻訳の副業ですが強いて言えばある程度はこう翻訳してくださいみたいな設定でもあればよいのですがそれすらないため、例えて言えば、初期のスターウォーズ状態でしてライトセーバーを雷光剣と翻訳してしまうようなもので専門用語を高翻訳してくださいみたいなものがないので適当に作った造語で映画を翻訳することもあり、もはや翻訳ではないと感じたため、副業に魅力がなくなりやめた次第です。

あのときに打ち合わせでもよいので専門用語はこう訳してくださいみたいな決まりでもあれば続けていたと思いますが、それすらなかったのでまるで新しい言葉を作っているような気分で本当にこれでいいのかという気持ちが強くなりやめた訳です。これから翻訳を副業としてしようとする人がいれば私のように何時かどう翻訳すればいいのかなと迷うときがあります。

翻訳の副業はやめたほうがいい

その時に迷わず翻訳できるのであれば翻訳を副業として続ければいいでしょうがそうでないのであれば、翻訳の副業はやめたほうがいいです。きっとこんな翻訳でよかったのかなあと何時か後悔する日が来るかもしれないですし、その映画を見る機会が来た際、絶対に嫌な気分になる可能性も高いですからね。

自分で映画を再度何らかの場所で見て、自分の翻訳はクソ翻訳だなあと分った日には、目も当てられないです。