ポンジスキームとは

仮想通貨投資 界隈で最近よく聞くようになった「ポンジスキーム」

実は日本人にはあまり馴染みのない言葉ではないでしょうか

日本では「ねずみ講」「マルチ商法」「詐欺案件」などの言葉が有名ですが

アメリカでは約100年まえからあって 「ポンジ」とは実は人の名前なんです

そのアメリカ人の名前が「チャールズ・ポンジ」 そこから来ているそうです

最近では、映画「ウィザード・オブ・ライズ 」でロバート・デ・ニーロ演じるバーナード・ローレンス・マドフ(Bernard Lawrence Madoff 1938年4月29日-)は、アメリカ合衆国の実業家、元NASDAQ会長。史上最大級の巨額詐欺事件の犯人とされており、約650億ドル(日本円で約7兆円)の被害総額をもたらした 超大型詐欺案件がまさにポンジスキームであったと

元アメリカナスダック会長でもあり、マドフ証券の創始者でもある人が、このポンジスキームで巨額な大金を稼いでいた事件でなんと25年もまえからポンジスキームを行っていた。

ポンジスキームを簡単に説明すると、預かったお金で投資運用は行わず、預かったお金を次の配当に回し原資が破綻するまで続ける手法のことです。 当然ながら大勢の人が原資を引きだそうとすると破綻します。

正常な投資では何らかの運用などででた利益を投資者へ配当として分配するのですが、ポンジスキームはそもそも運用をしていないので利益がでていないので、いずれ必ず破綻します。

最近は、仮想通貨などで「億り人ブーム」などもあり、その界隈で儲かりそうな投資案件をでっちあげ 「ポンジスキーム」を行いまたは、結果的に「ポンジスキーム」になったりで投資者に約束した配分ができず当事者と連絡が取れなくなってしまう 詐欺案件が横行しています。

考えればわかるのですが、月利1%お約束します というとそれっぽいですが 年利12% 1年間で100万円預けて 12万円(月1万年)必ずもらえるのであれば、年金制度いらないですよね

しかし、それっぽく説明してくるのが、友人や会社の同僚などで、実際1年前に初めて1.5倍になったよ  なんて話を聞くと その投資のことが気になって 投資してしまう というスキームが雪だるま式に増え 7兆円なんて額になるのです。

確かに最初に初めた人には当然約束した金利を払っていますので、実際配当で潤っている人がいることも事実です

ここがこのスキームのみそなんです。 なぜならその人は、その投資を進めないのです 危険だからと言って・・・

進められると怪しいと思う 理屈の逆を行っているわけです。

それが約100年も続いたスキームなのです。

以上